2025/02/02
アーキホームライフ・ホームライフ・マグネットパネル・リノベーション
近年、キッチンまわりの壁にマグネットパネルを設置するお家が増えてきました。
パネルにマグネット式のラックを貼り、そこによく使うものや細かいものを収納することで、壁面を有効活用した収納として活躍します。
今回はキッチンパネルのワンランク上の便利さをご紹介していきます。
新築やリフォームでキッチン選びをする際に、収納やキッチン扉のカラー、調理スペースやコンロなどはとても悩みますよね。
しかし、キッチンパネルはどうでしょうか?お店の方のおすすめ商品にしたり、キッチンのショールームに展示されていたものと同じ色で…なんてテキトーに選んではいませんか?
キッチンパネルとは、ガスコンロなど熱を発する機器周辺の壁面に取り付けるパネルのことを指します。耐火性が高いので、火を使う際にも安心して使用できる壁仕上げ材です。素材の種類は、主に「金属」「不燃化粧板」「ホーロー」が使われています。
現在、キッチンパネルの種類にとても便利なマグネットタイプの壁パネルがあることをご存じでしょうか。マグネットパネルは、市販品のマグネットグッズも取り付け可能で、小物を使って壁を自由自在に活用でき、汚れてもサッと拭けてお手入れが簡単なことが特徴です。
キッチンパネルをマグネットタイプにするメリットをまずご紹介します。何と言っても、サッと取り出したい調味料や調理器具などをマグネットタイプの収納グッズを使って壁に収納することで、ワンアクションで取り出せて作業効率が上がることが一番のメリットでしょう。
調理中はレシピを磁石で貼り付けたり、収納グッズを取り付ければタブレットやスマートフォンを置くことも可能なので、レシピ動画を見ながら調理するなど、様々な活用方法があります。
ネジなどで固定する収納と違い、マグネットで取り外しが可能なので、壁に穴を開けることもなく、必要なときに必要な分だけ取り付けができる、また簡単に配置換えができるということもメリットです。
今まで調理台などに置いていた小物もマグネットで浮かせて設置できるため、お掃除も簡単です。パネル面もタイルなどと違い、目地のないフラットなタイプなので、油汚れや水滴などもサッと一拭きでキッチンパネルが綺麗になるのもうれしい特徴です。
キッチンパネルをマグネットタイプにすることによる直接的なデメリットは特にありませんが、ガスコンロ近くにマグネット収納を取り付けた場合は、燃え移りの心配や、収納部分にホコリや汚れが溜まってしまうというデメリットは挙げられるでしょう。
特にガスコンロの場合は、取り付ける位置に気をつけたり、ホコリや汚れを溜めないためにたまに取り外して掃除などを行えば、これらのデメリットは解消されます。掃除が面倒であれば、普段は収納しておいて調理中だけ必要なもののみマグネットで取り付けるのも効果的です。
キッチンパネルの素材にはさまざまな種類があります。代表的なものでは、メラミン不燃化粧板、アルミ、ステンレス、ホーローなど。それぞれ、価格や清掃性、見た目の印象が異なります。選び方の参考として、素材別の特徴をまとめました
まずはもっともリーズナブルなステンレスから。一日に何十人分もの料理を作るレストランの厨房などで使われているように、もっとも汚れに強いのが特徴です。業務用で無骨なイメージが強いかもしれませんが、一般住宅で使うとおしゃれでクールな印象になります。最近ではリフォームでもオールステンレスのキッチンが人気なので、併せて選ぶとより本格的な雰囲気に仕上がります。ただし、傷には強くありません。ナイロンたわしや金属たわしでこすると傷ができ、そこに汚れが入り込んでしまいますので注意してください。
アルミのキッチンパネルを採用すると、ステンレスと似たような印象に仕上がります。ステンレスと同じように耐火性が高いため火の近くでも安心であり、傷が付かないように加工された製品も製造されています。ステンレスとの違いとしては、光を反射する性質があること。キッチンを明るくしたいという人はステンレスよりもアルミの方がおすすめです。逆に窓の近くにアルミのパネルを設置すると光を反射して眩しく感じてしまうこともあるため、場所と素材のバランスを考えるようにしましょう。
メラミンのキッチンパネルとは、不燃材にメラミン樹脂で加工したもののことをいいます。耐久性が高く耐水性にも優れているため、水が跳ねたりしても劣化しにくいのが特徴。最近はキッチンパネルといえばメラミンの素材が使われるのが一般的です。色や柄のデザインも豊富なので、理想の雰囲気に合わせてデザインを選ぶことができます。
金属の素材の表面にガラス質を焼きつけたホーローは、表面に光沢があり高級感のある仕上がりに。カントリー調やヨーロピアンスタイルのキッチンなどでよく用いられます。デザイン性だけでなく掃除もしやすいので常に美しい状態を保てます。価格はやや高めとなりますが、タイルや金属との相性もよいので、こだわり派におすすめです。
キッチンの汚れといえば主に油よごれと水はねです。防ぐことのできないこれらの汚れですが、キッチンパネルなら大丈夫。掃除のしやすさが最大の魅力です。それでは、キッチンパネルは日ごろどのように掃除するのが最も効果的なのでしょうか。時間や手間をかけずに、かつ清潔さを保てるお掃除のポイントをご紹介します。
キッチンパネルは表面に凹凸がなく、つるつると光沢のある素材なので、毎日のお料理の後、片づけと同じタイミングでサッと拭き掃除をすればきれいな状態を保てます。基本的には拭き掃除できれいになります。硬いヘラなどを使うと傷になってしまうことがあるので、できるだけ拭き掃除で落としましょう。 おすすめは、食器洗いの後にセットで拭き掃除を行うこと。毎日の習慣にしてしまえば、年末の大掃除で苦労することもありませんし、強い力を入れなくても簡単にきれいにできます。浴室やトイレと同じように、汚れてから掃除するのではなく、毎日こまめに掃除することが大切です。
もし、気づかないうちに油がはねていてキッチンパネルにこびりついてしまったら、重曹水を使って掃除しましょう。重曹は天然由来の成分なので食品や食器を扱うキッチンでも安心して使うことができます。ただし、アルミ素材に使うと表面が黒ずんでしまうことがあるので、アルミのキッチンパネルの場合は別のもので汚れを落としましょう。 重曹は100円ショップ等で売っているものでOK。水100mlに対して小さじ1杯が目安です。重曹水を作ったら、スプレーできるボトルに入れておくと、いつでも手軽に使えますよ。キッチンパネルだけでなく、コンロまわりやレンジフードにも使えるので、キッチンに常備しておくとよいでしょう。
一滴、二滴の水はねでも、放置しておくと濡れては乾きを繰り返して水垢となってしまいます。固まった水垢を後から掃除しようとすると、なかなか苦戦するものです。日ごろから水はねに気づいたらすぐに拭いておくことが大切ですが、もしもキッチンパネルに水垢がこびりついてしまったら、クエン酸水で掃除します。水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸で落とすことができるのです。同じく酢も酸性なので、水垢掃除に役立ちます。 クエン酸水は、水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜて作ります。水垢が気になる箇所に直接スプレーして、濡れ布巾で拭き取ってください。大切な注意点として、クエン酸を塩素系の洗剤と混ぜないでください。混ぜてしまうと有毒な塩素ガスが発生します。万が一のことを考えて、お子さんの手の届かない場所に保管してください。
新築やリフォームでキッチンを選ぶときに、キッチンパネルを重要視する方はまだまだ少ないでしょう。しかし、キッチンパネルをカラーだけで決めてしまうのはもったいないものです。
キッチンパネルをマグネットパネルにしておけば、マグネットアイテムとフックなどを組み合わせて、いつもごちゃっとしていたキッチンがすっきりしたり、お手入れが楽になったり非常に便利です。マグネットパネルを使って、ぜひ快適でおしゃれなキッチンライフをお楽しみくださいね。
また実際どんなキッチンにすれば良いか悩んでしまう場合や実物を見てから判断したい場合はショールームを訪れてみるのもおすすめです。キッチンのプロフェッショナルがあなたの悩みを解決する解決策を持った提案をしてくれることでしょう。
福知山中央店
0120-489-600
9:00~18:00(火・水曜定休)
丹波店
0120-867-255
9:00~18:00(火・水曜定休)
舞鶴店
0120-70-5538
9:00~18:00(火・水曜定休)
与謝宮津店
0120-07-0049
9:00~18:00(火・水曜定休)
亀岡店
0800-200-9401
9:00~18:00( 火・水曜定休)
豊岡店
0120-946-917
9:00~18:00(火・水曜定休)
姫路中央店
0120-294-500
9:00~18:00(火・水曜定休)
加東店
0120-94-7375
9:00~18:00(火・水曜定休)
京都店
0120-417-111
9:00~18:00(火・水曜定休)