コラム
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2025/03/29
お風呂・リノベーション・リフォーム
浴槽の上に置くだけで、浴槽のお湯を保温できる風呂ふたは、かつてはバスルームの定番アイテムでした。しかし、最近では「お風呂のふたはいらないのでは?」という声が聞かれるようになってきました。
本記事では、風呂ふたを利用するメリットとともに、正しい選び方を徹底解説いたします!
風呂ふたの正しいサイズの測り方や、タイプ・素材ごとのメリット・デメリットもまとめました。
お風呂のふたに関する疑問を持っている方や、これから新しい住まいを購入予定の方に向けて、最適なバスルーム環境を選ぶための情報をお届けします。
風呂ふたを利用することで、浴槽保温材との併用により、浴槽に張ったお湯が冷めにくくなる保温効果を得られます。風呂ふたにより、浴槽内の熱が外に逃げにくくなるためです。
特に、入浴時間にバラつきがあるご家庭や、家族の人数が多いご家庭に向いています。入浴時間がバラバラでも、より長くお湯の温度を保つことができます。
お湯から発生する水蒸気を抑えることで、壁や天井のカビ汚れを抑制できます。
お風呂で使用したお湯を洗濯で再利用しているご家庭では、浴槽内にお湯を残しておく時間が長くなるため、風呂ふたが必須アイテムになるでしょう。
またお湯に溶けた皮脂汚れが、浴室中に広がるのも防いでくれます。お風呂のふたを正しく使うことで、浴室全体のお手入れを楽にできますよ。
浴槽内にお湯が張られている場合、風呂ふたをしていない状況でも衣類は乾きはしますが、風呂ふたをすると浴槽内に湿気を閉じ込めることができるので、より効率良く衣類を乾燥させることができます。
そのため、お湯を張ったまま浴室乾燥を行う場合でも、風呂ふたをしてから実施することをおすすめします。
お風呂のふたがあると小さな子どもの事故を防ぐことができます。
目をはなしたすきに子どもがお風呂に行って溺死してしまう痛ましい事故も過去に起こっています。
ふたであれば、お風呂から出る際に置くだけなので忘れる心配も少なく、ふたがあることにより事故を防ぐことが出来るので小さいお子様がおられる家庭は、ふたがある方が良いと思います。
風呂ふたの形状の種類をご紹介いたします!
✔シャッタータイプ(巻きふたタイプ)
✔折りたたみタイプ
✔組み合わせタイプ
ご自身の好みや家族の特性に合わせた種類の風呂ふたを選ぶようにいたしましょう!
シャッタータイプ(巻きふたタイプ)とは、巻くだけで簡単に開閉できる風呂ふたです。
風呂ふたの中では最も一般的で人気のあるタイプとなっています。軽いフタなので、老若男女問わずに扱いやすいのが特徴です。
デメリットは、シャッターのような凹凸があるため、溝が深いタイプだと掃除が面倒になることもあります。
使用後は床に立ててしっかり乾かしたりなどの対策をしましょう。
折りたたみタイプは、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプの風呂ふたです。
収納スペースが少なくても、スペースをとらないため収納が簡単にできます。
比較的安価なものが多いことも、メリットの一つです。
小さいお子様がいるご家庭の場合は、指を挟むなどのケガに繋がる可能性もあるので注意して使用しましょう。
組み合わせタイプは凹凸がなくフラットなデザインで、掃除がしやすい風呂ふたです。
「組みふた」と呼ばれることもあり、保温性が高く、掃除がしやすいのがメリットです。
表面に凸凹がないので水が溜まりにくく、カビや汚れがつきにくいという特徴があります。
ここでは、ふたを使わないことで得られる経済的な効果と、環境への影響について考えます。ふたの有無によるコスト差や、エネルギーの使用削減についてご紹介いたします。
お風呂のふたを使わない場合、追い炊きが増えて光熱費がかかるように思えますが、場合によってはその逆も考えられます。特に、ふたを使うこと自体がコストになるという意見もあります。
• ふたの維持コスト:
高性能な保温ふたは初期費用が高いため、その購入コストを考慮すると、短期的にはコストメリットが小さいかもしれません。しかし、長期的に見れば追い炊きの削減が光熱費を抑えるため、ふたのコストを回収できる可能性があります。
• 追い炊きコストの実例:
追い炊き機能を使う場合、1回あたりのコストが20円〜30円とされています。1日あたり1回追い炊きが必要であれば、1か月で約600円〜900円、年間では7,200円〜10,800円ほどかかる計算になります。
ふたを使わないことでエネルギーの使用が増えるかどうかも考慮が必要です。お風呂のふたがない場合、追い炊きを頻繁に行うことになるため、ガスや電気の使用量が増え、結果的に環境に負荷をかける可能性があります。
• エネルギー消費の増加:
ふたがないと、追い炊きによって余分なエネルギーが必要になります。例えば、ガス給湯器を使っている場合、追加のガス消費が環境への影響を増やします。また、電気を使う追い炊き機能の場合、電力消費が増えるため、これも環境負荷の一因となります。
• エコなバスルーム作り:
ふたを使ってお湯を保温することで、エネルギー消費を削減でき、環境にやさしい選択となることがあります。特にエコ意識の高い家庭では、このような理由でふたの使用を推奨することが多いです。
最終的に、お風呂のふたを使うかどうかは、個々のライフスタイルや住環境によって異なります。お風呂のふたは、湯温を保つために非常に役立ちますが、そのメリットとデメリットを天秤にかけて、自分の家庭にとってどちらが最適かを判断する必要があります。
• 一人暮らしの結論:
一人暮らしの方にとっては、お風呂のふたは必ずしも必要ではないかもしれません。お湯を一度沸かしてすぐに入浴する生活スタイルであれば、ふたを使わなくても問題は少ないでしょう。
• 家族暮らしの結論:
家族で暮らしている方にとっては、ふたを使うことで湯温を維持し、光熱費を節約する効果が期待できます。特に冬場や寒冷地では、ふたがあることで快適な入浴環境を保つことができるでしょう。
• 賃貸住宅の結論:
賃貸住宅では、スペースの問題や維持費を考慮する必要があります。ふたを使うことで節約できる光熱費が、ふたを購入・維持するコストを上回るかどうかを見極めることが重要です。
保温効果、カビ防止効果など、お風呂をより快適に利用するためには欠かせないものです。
本記事を参考に、自宅の浴槽にぴったりの風呂ふたを探しましょう。
お風呂のふたが必要かどうかは、生活環境によって大きく変わります。ぜひ、ご自身の家庭に最適な選択を見つけて、快適で経済的なバスルームライフを楽しんでください。
お風呂リフォームをお考えの方はアーキホームライフまでご相談下さい😊°˖✧
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