1. ホーム
  2. コラム
  3. 和室を洋室風におしゃれに一新!関西のプロが教える「畳からフローリング」へのリフォームで後悔しないための全知識

Blog

コラム

New

2026/06/26

和室を洋室風におしゃれに一新!関西のプロが教える「畳からフローリング」へのリフォームで後悔しないための全知識

 

 

 

 

こんにちは、アーキHLのリノベーションです。

大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良。歴史ある日本家屋から都市部のマンションまで、関西の住まいにはそれぞれに違った魅力がありますよね。
そんな中で、「実家の和室を使い勝手の良い洋室に変えたい」「子どもが生まれたので、ダニの心配が少ないフローリングの部屋にリフォームしたい」など、畳の部屋をフローリングに張り替えるリフォームは非常に高い人気を集めています。

最近では、ネット通販やホームセンターなどで手軽に買える「フローリング風カーペット(ウッドカーペット)」を敷くなど、DIYで手軽に和室を洋室風にする方法もたくさん紹介されています。
しかし、実は「畳からフローリングへのリフォーム」は、正しい建築の知識を持って進めないと、後から「カビが大量発生してしまった」「隣の部屋との段差でつまづいてケガをしてしまった」など、深刻なトラブルに発展しやすいポイントでもあるのです。

そこで今回は、関西エリアで数多くの戸建てリノベやマンション改修を手掛けてきたアーキホームライフが、畳からフローリングへリフォームする際の方法や、絶対に後悔しないための5つの注意点、さらに気になる費用相場までを専門的に分かりやすく解説します。
ただ床を変えるだけでなく、10年後も家族全員が安全で快適に過ごせる部屋づくりのヒントを、一緒に学んでいきましょう!

 

 

 

畳からフローリングへ!知っておくべき2つの手法とそれぞれのメリット・デメリット

 

 

和室の床をフローリングに変えるアプローチには、大きく分けて「畳の上から敷く(DIY)」と「畳をはがして本格的に張り替える(プロへの依頼)」の2パターンがあります。
それぞれの特徴と、メリット・デメリットを正しく理解しておきましょう。

 

 

1. 畳の上からフローリングマットを敷く(DIY手法)

既存の畳をそのまま残し、その上から木製のウッドカーペットやクッションフロアなどを敷き詰める方法です。

【メリット】
・工事費用がかからず、材料代だけで済むためコストを大幅に抑えられる
・特別な工具が必要なく、DIY初心者でも手軽に半日程度で部屋の雰囲気を変えられる
・床を傷つけないため、賃貸物件でも退去時の原状回復が容易で取り入れやすい

【デメリット】
最大の弱点は、畳の上に密閉性の高いシートを重ねるため、**「湿気がこもりやすく、カビやダニの温床になりやすい」**という衛生面の大きなリスクです。梅雨時期の結露や湿気を吸い込んだ畳が逃げ道を失い、マットをめくったら床一面にカビが生えていた……というトラブルが絶えません。
また、畳の厚みの分だけ床が高くなるため、隣室との間にどうしても「小さな段差」ができてしまいます。お年寄りや小さなお子様がいるご家庭では、このわずかな段差がつまづきや転倒によるケガの原因になるため、安全性の観点からもあまりおすすめはできません。

 

 

 

2. 畳を完全に解体・撤去してフローリングを張る(プロの施工)

古い畳をすべてはがし、床のベースとなる下地(根太や合板)の高さからきれいに調整した上で、本物のフローリング材をしっかりと張り付ける方法です。

【メリット】
・下地から高さを計算して施工するため、隣の部屋との段差が完全にゼロになり、バリアフリーで美しい仕上がりになる
・段差がなくなることで、隣室の間仕切りをなくし、広々としたワンフロアのLDKへと繋げる大がかりな間取り変更リフォームも可能になる
・畳を丸ごと処分し、下地の状態から湿気対策を施すため、カビやダニの心配がなく健康的で衛生的

【デメリット】
・職人の人件費や解体処分費用、材料代がかかるため、DIYに比べて初期コストが高くなる
・床の張り替えだけでなく、下地調整なども伴うため、工期が1日〜3日程度必要になる
・高度な技術が必要なためDIYでの施工は非常に難しく、信頼できる施工店への依頼が必須

このように、一時的な見た目の変更であればDIYも可能ですが、家族の健康を守る衛生面や、将来的なケガを防ぐ安全性の面をトータルで考えるならば、最初からリフォーム業者へ依頼して「張り替え」を行うのが間違いのない正解です。

 

 

 

施工前に要チェック!畳からフローリングへのリフォームで後悔しないための5つの注意点

 

  

 

畳からフローリングへの変更は、単に「表面の素材を入れ替えるだけ」の単純な工事ではありません。元々が「和室」として作られた空間を「洋室」仕様へとアップデートするためには、慎重な計画とプロならではの視点が必要です。
施工後に後悔しないために、必ず押さえておくべき5つの重要な注意点をご紹介します。

1. 床下に断熱材を入れて「足元が冷えない床」にする

実は、畳という素材は非常にたくさんの空気を含んでおり、それ自体が高い断熱性を持っています。そのため、畳を撤去してそのまま薄いフローリングを張ってしまうと、冬場に床下からの冷気がダイレクトに伝わり、「以前より足元が底冷えするようになった」と感じることが多々あります。
特に戸建ての1階や、関西の冷え込みが厳しい地域の住まいでは、フローリングを張る前に下地(根太)の間にしっかりと**「床下断熱材」を敷き詰めること**が重要です。このひと手間で、冬場もスリッパなしで快適に歩ける温かい部屋が実現します。

2. 隣室との段差を完全に解消し、使い勝手を良くする

一般的な和室の畳の厚みは40mm〜55mmほどありますが、フローリング材の厚みは通常12mm〜15mm程度しかありません。つまり、ただ畳をはがしてフローリングを置くだけでは、隣の部屋よりも床が数センチ低くなり、逆に大きなくぼみ(段差)ができてしまいます。
DIYで重ね張りをする場合も同様に高さを合わせるのが難しいため、プロの施工では「木組み(下地調整)」によってミリ単位で高さを合わせ、フラットなバリアフリー空間を作ります。毎日を過ごす部屋だからこそ、つまづきのないスムーズな動線づくりを大切にしましょう。

 

3. マンションでは「防音性(遮音基準)」を意識した施工内容にする

フローリングは畳に比べて、音や振動が階下へ伝わりやすいという特性があります。特にマンションやアパートなどの集合住宅では、管理規約によって「LL-45」や「LL-40」といった**厳しい遮音等級(防音基準)を満たした床材の使用**が義務付けられているケースがほとんどです。
この規約を無視してリフォームしてしまうと、近隣トラブルに発展したり、最悪の場合は床をはがしてやり直しを命じられるリスクもあります。規約に適合した「防音フローリング」の導入や、下地に遮音シートを施工するなど、防音対策を必ずセットで行いましょう。

4. 湿気・カビ発生を徹底的に防止できる建材を選ぶ

和室はもともと、畳や塗り壁が部屋の湿気を吸ったり吐いたりする「調湿効果」に頼って設計されています。それを気密性の高い洋室風に変更する場合、湿気の逃げ場がなくなり、特に結露しやすい外壁側や、浴室・キッチンといった水回りに近い部屋ではカビの発生リスクが高まります。
湿気に強いコーティングが施された床材や、下地部分に防湿シート・調湿材を組み合わせるなど、見えない部分の湿気対策を怠らないことが長持ちの秘訣です。

5. 壁や天井、建具など「内装全体のトータルデザイン」を検討する

床だけをピカピカのフローリングに変えたものの、いざ完成してみると「柱や鴨居(かもい)の和風な木目が浮いて見える」「障子や和風の壁紙とフローリングの相性が悪くてちぐはぐな印象になった」という失敗もよく耳にします。
床の張り替えと同時に、壁紙(クロス)を洋風なものに貼り替えたり、クローゼットへ建具を変更したり、あるいはあえて和の雰囲気を残した「和モダン」なデザインに仕上げるなど、部屋全体に統一感を持たせるプランニングを考えましょう。

 

 

 

 

合板?無垢?わが家にぴったりのフローリング材を選ぼう!

フローリング材は、見た目の好みだけでなく、日々のメンテナンス性や予算に合わせて選ぶことが大切です。床材は大きく分けると「合板(複合)フローリング」と「無垢(むく)フローリング」の2種類に分類されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 合板(複合)フローリング:機能性とコストパフォーマンスを重視したい方へ

複数の板を接着剤で頑丈に張り合わせ、表面に天然木の薄いシートや特殊な化粧シートを貼り付けた床材です。現代の日本の住まいで最も広く使われています。

【メリット】
・大量生産されているため、無垢材に比べて工事コストを大幅に抑えられる
・表面に特殊コーティングが施されているものが多く、キズや凹みがつきにくく耐水性も高い
・湿度の変化による板の膨張・収縮(反りや隙間)がほとんど起きず、非常に安定している
・ワックス掛けが不要な製品も多く、汚れてもサッと拭くだけで毎日のお手入れがとにかく楽

【デメリット】
経年によって深い味わいが出るわけではなく、長年使い込んで表面のシートが剥がれてしまったり、深いキズがついたりすると部分的な補修が難しいという側面があります。

2. 無垢フローリング:天然木ならではの温もりと質感を愛したい方へ

丸太から切り出した天然木をそのまま1枚の板に加工した、贅沢な床材です。オーク、パイン、杉、ヒノキなど、選ぶ木の種類によって異なる表情を楽しめます。

【メリット】
・本物の木だからこそ、冬は冷えにくく夏は素足で歩いてもサラサラとした心地よい肌触り
・木が自ら湿気を吸放湿する「自然の調湿効果」があり、部屋の空気を快適に保ってくれる
・化学物質の含有量が少ないため、シックハウス症候群やアレルギーが心配なご家庭でも安心
・年数が経つほどに色合いに深みが増し、キズすらも「我が家の歴史」として味わいに変わる

【デメリット】
・合板に比べて材料費が高く、施工にも大工の高い技術が必要なため費用がかさむ
・水や汚れを吸収しやすいためシミになりやすく、定期的なオイル塗装などのお手入れが必要
・マンションなどで使用する場合、下地に特殊な防音工事を別途組み合わせる必要がある

最近の合板フローリングには、あらかじめマンション用の「遮音基準(L-45など)」をクリアしたクッション付きの製品も多く、これを選ぶことで下地の防音工事の手間とコストをスマートに抑えることができます。どちらの機能を優先したいか、暮らしのスタイルに合わせて見極めましょう。

和室リフォームの費用目安:畳からフローリングへの予算相場

プロの施工店に依頼し、畳を完全にはがしてフローリングへ張り替える際(一般的な下地調整を含む)の費用相場です。部屋の広さ(畳数)や選ぶ床材のグレードによって変動します。

床材の種類 4.5畳 6畳 8畳
合板フローリング
(一般的な張り替え施工)
約10万円〜 約18万円〜 約22万円〜
無垢フローリング
(天然木・張り替え施工)
約13万円〜 約25万円〜 約30万円〜

※上記の金額はあくまで床面の解体・下地調整・床材張りの目安です。お住まいの状況(床下の傷み具合)や、同時に壁紙の貼り替え、間仕切り撤去などを行う場合は別途費用が必要となります。

初期費用を抑えるためにDIYで重ね張りを選ぶ方法もありますが、長い目で見れば、湿気対策やバリアフリー化が一度に完了する「プロによる張り替え施工」のほうが、将来的なメンテナンスの手間や修繕コストを大きく省くことができます。「仕上がりの美しさ」と「その後の暮らしのラクさ」にこだわりたい方は、ぜひ張り替えを検討してみてください。

 

 

 

まとめ:10年後も「この床にしてよかった」と思える後悔のない和室リフォームを

 

 

 

今回は、和室・畳の部屋をフローリングにリフォームする際の手法や注意点、床材の選び方について詳しく解説してきました。

ただ単に「古い畳をフローリングに変える」だけなら、表面上の見た目を変えることは難しくありません。
しかし、本当の意味でリフォームを大成功させるためには、見えない床下の断熱性を高めて足元の底冷えを防ぐこと、結露やカビ対策を徹底して家族の健康を守ること、そして段差を完全になくしてお部屋全体の使い勝手をオシャレに高めることが何よりも大切です。

DIYの手軽さも魅力的ですが、住宅の構造や湿気の特性を見極め、ミリ単位で高さを合わせるプロの張り替え工事こそが、10年後、20年後の暮らしに大きな安心と快適さをもたらしてくれます。

 

 

 

関西で理想の住まいを叶えるなら。アーキHLが皆様の「伴走者」になります

私たちアーキHLは、大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良の関西エリアを中心に、注文住宅のクオリティを活かしたリフォーム・リノベーションを一貫体制でご提供しています。

「和室を洋室にしたいけれど、マンションの防音基準をどうクリアすればいい?」「ついでに押し入れをクローゼットに改造して、お部屋全体のトータルコーディネートをしてほしい」など、どんな小さなお悩みやご要望でも大歓迎です。
建物の構造や性能、10年後のライフスタイルまで見据え、お施主様のこだわりと個性に寄り添った最適なプランを親身になってご提案いたします。

ネットの写真やSNSのトレンドだけでは分からない、本物の無垢材の肌触りや、最新の合板フローリングの質感を、ぜひご自身の五感で確かめてみませんか?
アーキホームライフでは、関西各地のショールームでプロによる無料相談会やリノベーション完成見学会を随時開催しています。無理な営業は一切ございませんので、まずは資料請求やイベント予約から、お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、皆様とお会いできるのを心よりお待ちしております!

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=w4SySyJuGxE&t=42s

記事カテゴリ

月別アーカイブ

WEBからのご相談・ご予約はこちら