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2026/07/03

関西の住まいをもっと快適に!プロが教える浴室リフォームの基礎知識

大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良。活気あふれる都市部のマンションから、郊外に佇む広々とした一戸建てまで、関西エリアには多様で魅力的な住まいが数多く存在します。お気に入りの街で長く暮らしを紡いでいく中で、「そろそろお風呂を新しくして、一日の疲れをじんわりと癒やせる快適な空間にリノベーションしたい」「最新の設備に入れ替えて、毎日の面倒なお掃除の手間を劇的にラクにしたい」と考えられる方はとても多いです。

 

住まいの中でも浴室は、家族全員が毎日必ず使い、プライベートな時間を過ごす特別な場所です。だからこそ、リフォームを検討する際にはデザイン性だけでなく、暮らしに直結する機能性やお手入れのしやすさ、そして予算とのバランスを慎重に見極める必要があります。しかし、いざインターネットやSNSで情報を集め始めると、専門用語や様々な工法が飛び交い、「結局、うちの家にはどんなお風呂が一番合うのだろう?」と迷ってしまうケースも少なくありません。

 

ひと口に「お風呂のリフォーム」といっても、その構造や作り方には大きく分けて2つのアプローチが存在します。それは、あらかじめ工場で作られた床や壁、天井などのパーツを現地の空間にはめ込むように組み立てる「ユニットバス(システムバス)」と、職人が現場で一から防水処理を施し、タイルや木材を組み上げてオーダーメイドで作り上げる「在来工法」です。

 

どちらの工法を選ぶかは、浴室リフォームの仕上がりや費用、工事にかかる期間、さらには10年後・20年後のメンテナンス性を左右する非常に重要な分岐点となります。今回は、関西で数多くの戸建てフルリノベーションやマンション水回りリフォームを手掛けてきたアーキHLが、それぞれの工法が持つ特徴やメリット・デメリットをプロの視点から徹底的に解説します。これからの新しい暮らしのイメージを膨らませながら、わが家にぴったりの正解を一緒に見つけていきましょう。

 

 

 

  

ユニットバス(システムバス)とは?現代リフォームの主流を知る

 

ユニットバス(システムバス)とは、浴室を構成する床、壁、浴槽、天井、そしてシャワーなどの水栓金具にいたるまでの各パーツを工場であらかじめ生産しておき、工事当日に現場へ搬入してプラモデルのように組み立てる工法を指します。現代の日本の住宅リフォームにおいて、最も効率的で品質が安定していることから、主流として選ばれているアプローチです。

 

よく賃貸アパートやホテルのように「お風呂とトイレが一緒になっている狭い空間」をユニットバスと呼ぶと誤解されがちですが、建築用語としてのユニットバスは、周囲の壁構造とは独立した「あらかじめ工場で作られた浴室の箱」そのもののシステムを意味しています。そのため、一戸建て用の広々とした1616サイズ(1坪サイズ)や、マンション用の限られたスペースにぴったり収まるサイズなど、ファミリー向けのラグジュアリーな仕様もすべてユニットバスに含まれます。

 

ちなみに、戸建てやマンションの図面や規格において、浴槽と洗面台がコンパクトな空間にセットになっているものを2点ユニット、そこにトイレまで一体化して組み込まれているものを3点ユニットと呼びます。リフォームの現場では、これらをお施主様のライフスタイルや間取りの制限に合わせて、最適なサイズとグレードで選定していくことになります。

 

 

 

ユニットバスのメリット:高い基本性能とお手軽なコスト

 

  • 床と壁のつなぎ目や、浴槽と床の接合部があらかじめ完全に一体化している箱型の構造であるため、階下や床下への深刻な水漏れリスクがほとんど発生しません。
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  • 建物の外壁や基礎との間に空気の層が生まれ、隙間が極めて少ない構造であるため断熱性や保温性に優れており、冬場の厳しい冷え込みでもお風呂場が寒くなりにくいのが嬉しい特徴です。
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  • 現場で職人が一からセメントを練って作る在来工法と比べて、完成されたパーツをネジや接着剤で組み立てて設置する流れが非常にスムーズなため、工期を短く、工事費用も安く抑えることができます。
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  • 床の水はけを良くしてカビの発生を抑える特殊な床材や、入浴時のヒートショックを防ぐ浴室換気乾燥暖房機など、最新の家事ラク・安全設備を最初から標準仕様としてパッケージで組み込むことが容易です。
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  • 最近では、ご高齢者向けに特化したまたぎやすい低床浴槽やベンチ付き仕様、ファミリー向けにゆったり作られた高級感のある人工大理石浴槽など、メーカー各社から特徴をもたせたシリーズが多数登場しており、バリエーションも非常に豊かになっています。

 

 

 

ユニットバスのデメリット:規格の制限と自由度の限界

 

  • メーカーが用意したカタログのラインナップから色や素材を組み合わせるため、デザインの選択肢が増えてきたとはいえ、やはり完全オーダーメイドの在来工法と比べるとミリ単位での自由度は下がります。
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  • 浴室のスペースが変形した形状(傾斜天井や柱の出っ張りがあるなど)をしていたり、極端に狭かったりする場合は、既製品の規格サイズが空間にうまく収まらず、選択肢が大幅に制限されたり、ワンサイズ小さな浴槽を選ばざるを得ないことがあります。
  • 海外製のお洒落な高級水栓を輸入して取り付けたり、規格にはないこだわりの天然タイルを壁一面に張ったり、特注のサイズで手すりなどをオーダーしたりすることも不可能ではありませんが、その場合はメーカー保証の対象外になったり、別途高額な特注料金が上乗せされるため、予算を抑えられるというユニットバスならではのメリットが薄くなってしまいます。

 

在来工法(ざいらいこうほう)とは?職人の技が光る完全オーダーメイド

 

お風呂の在来工法とは、お住まいの柱や基礎といった建物の骨組みに対して、現場でモルタルやコンクリートを使ってしっかりと防水層を作り上げた上で、レンガ、タイル、木材などを使い、壁や床を一から職人の手作業によって作り上げていく昔ながらの工法です。昭和一世代前の戸建て住宅や、日本の伝統的な美しさを大切にする和風建築、あるいはこだわり抜いた高級デザイナーズマンションなどでよく見られます。

 

最大の特徴は、周囲の壁構造に合わせて現場のサイズぴったりに施工する点にあります。そのため、ユニットバスのように「規格サイズ(1216や1616など)」に縛られることが一切ありません。正方形や長方形ではない、多角形の間取りや、天井が斜めになっているロフト階、あるいは庭の景色を眺めるための大きな窓を配置したこだわり空間など、建物のポテンシャルを最大限に活かした浴室設計が可能になります。

 

 

在来工法のデメリット:経年劣化への配慮と高価格・長工期

 

  • 継ぎ目のない一体型の箱を組み立てるユニットバスと比べると、経年劣化によってタイル目地のひび割れや、防水層の破れが起きやすく、床下への水漏れリスクに対して長期的な配慮と定期的な点検が必要です。
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  • 施工時には、コンクリートの乾燥や防水塗料の重ね塗りなど、高度な防水処理を徹底させる必要があり、大工、左官、タイル職人、水道屋など、さまざまな高い技術を持ったプロの職人たちが入れ替わり立ち代わり作業を行う必要があります。
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  • たくさんの専門職人の手作業を重ねて作り上げるため、工事にかかる期間(工期)も長く必要になり、材料費や人件費の面でどうしても初期費用が高額になりやすいという側面を持っています。
  • 10年後や20年後もタイルの目地を美しく保ち、カビの発生を抑え、構造の腐食を防ぐためには、日々のこまめなお掃除に加えて、数年ごとのコーキング打ち替えといった定期的なメンテナンスのコストもあらかじめ想定しておく必要があります。

 

在来式のお風呂とユニットバス、どちらが良いの?費用と工期のリアルな目安

 

では、実際に皆様が関西でお住まいの家をリフォームする場合、工事期間や費用はどのくらい変わってくるのでしょうか。お風呂のリフォームは、現在の浴室の状況(解体前には見えない床下の状態など)や、目指す仕上がりのグレードによって金額が大きく動くため、一般的な相場感を正しく把握しておくことが資金計画の第一歩となります。

 

まず、現在がタイル張りの古い在来工法のお風呂で、そこから最新のユニットバスへ丸ごと変更する場合、工期は一般的に4〜10日程度が目安となります。なぜこれだけの幅があるかというと、古いタイルを解体した後に、床下の土台や柱が水漏れによって腐食していないかを確認し、必要に応じて木部の補修や補強工事、そして新しいユニットバスを支えるための強固なコンクリート土間を打つ基礎工事が必要になるためです。対して、現在もユニットバスで、そこから最新の別のユニットバスへ交換・リフォームする場合は、解体や基礎工事の手間が少ないため、3〜5日程度という非常にスピーディーな期間で完了します。

 

費用については、選ぶメーカーのシリーズやオプション(ジェットバスやテレビの追加など)により異なりますが、在来工法からユニットバスへのリフォームはおよそ70万〜300万円、ユニットバスから新しいユニットバスへの交換はおよそ70万〜150万円のレンジをみておくといいでしょう。一方、現在の在来工法から、再びこだわり抜いたオリジナルの在来工法でお風呂をリフォームする場合は、使用する天然木や輸入タイルのグレード、浴槽の特注仕様などによって、200万〜500万円、あるいはそれ以上の費用がかかるケースもあります。予算内に収めるためには、どこにお金をかけ、どこを標準仕様にするかというメリハリが重要です。

 

後悔しない浴室リフォームのために。プロが教える3つのチェックポイント

 

「よし、わが家はお手軽なユニットバスにしよう!」「いや、せっかくのリノベーションだから在来工法でこだわりたい!」と、方向性が見えてきた方もいるかもしれません。しかし、契約書にサインをする前に、ぜひプロの視点からお伝えしたい「後悔しないための3つのチェックポイント」を頭に置いてみてください。これらを確認しておくことで、施工後の満足度が劇的に高まります。

 

1つ目は、「家族のライフステージの変化を20年先まで見据えること」です。リフォームを行う現在、お子様が小さかったり、ご夫婦が働き盛りだったりすると、お洒落さや楽しさを最優先にしがちです。しかし、お風呂は一度リフォームすると、次の掛け替えまでに15〜20年は使い続ける建材です。将来、ご自身やご両親の足腰が弱くなったときでも、安全にまたげる浴槽の高さになっているか、後から手すりを簡単に追加できる下地補強が壁に入っているかなど、ユニバーサルデザインの視点を少しだけプラスしておくことで、長く安心して愛せる空間になります。

 

2つ目は、「日々のランニングコスト(光熱費)と家事負担のシミュレーション」です。大きくて深い浴槽は大変魅力的ですが、毎日お湯を張るための水道代やガス代、電気代は毎月の固定費として家計に跳ね返ってきます。最近のユニットバスには、お湯が冷めにくい「高断熱浴槽」が標準装備されていることも多く、数時間経っても追い焚きの回数を減らせるため省エネ効果が絶大です。また、毎日のお風呂掃除を担当する方の目線に立ち、水垢がつきにくいガラス鏡や、ボタンひとつで床を自動洗浄してくれる最新の家事ラク機能をどこまで取り入れるか、初期費用と毎月の負担のバランスを天秤にかけてみてください。

 

3つ目は、「マンションにおける管理規約の確認」です。マンションのリフォームでは、戸建てに比べて非常に多くの制約が課せられます。特に、お風呂の床を解体する際の騒音に対するご近所への配慮や、排水管の移動ができる範囲(スラブと呼ばれるコンクリート床の構造による制限)、管理規約で定められた工事可能な曜日や時間帯など、事前の確認を怠ると大きな近隣トラブルに発展しかねません。こうした複雑なハードルをクリアするためには、マンションの構造に精通し、管理組合への申請手続きまでワンストップでスムーズに行ってくれる、経験豊富なリフォーム会社をパートナーに選ぶことが成功への絶対条件となります。

 

 

まとめ:あなたの理想のバスタイムに合わせた最適な選択を

 

在来工法のお風呂は、世界にひとつだけの上質なこだわり空間を実現することができます。予算や工事の期間がどれだけかかったとしても、細部までオリジナルの部材で埋め尽くし、自分だけの理想の浴室を作り上げたいというこだわり派の方や、規格外の変形間取りを活かしたい方に強くオススメです。

 

ユニットバスは自由度こそ一定の制限を受けますが、低いコストで極めて高い保温性や防水性、そして優れた清掃性を手に入れることができます。デザインにそこまで風変わりなこだわりがなく、工事期間を少しでも短くして日常生活への影響を抑えたい方や、リフォーム費用をなるべく低く抑えて安心を手に入れたい方にベストな選択となります。

 

在来式のお風呂とユニットバスには、それぞれ全く異なるメリットとデメリットがあるため、一概にどちらが正解と言い切れるものではありません。大切なのは、毎日の生活の中でご自身やご家族が「どんなお風呂時間を過ごしたいか」という理想のライフスタイルを明確にし、住まいの現在の状況や、これからの予算計画に合わせてじっくりと比較検討することです。

 

アーキHLでは、関西の多種多様な一戸建て・マンションの施工実績を持つプロの設計士やエンジニアが、お客様一人ひとりの想いに寄り添い、10年後、20年後も「このお風呂にして本当に良かった!」と笑顔で実感していただける最適なリフォームプランを親身になってご提案いたします。

 

カタログやインターネットの画面だけでは分からない、最新浴槽の実際のまたぎ心地や、お洒落な壁パネルの質感、断熱性能の高さを五感で確かめてみたい方は、ぜひ大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良の関西各地にあるショールームへお気軽にお越しください。強引な営業は一切ございませんので、まずは資料請求や無料相談のご予約から、理想の住まいづくりへの第一歩を踏み出してみませんか?スタッフ一同、皆様とお会いできるのを心より楽しみにお待ちしております!

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=E0KPzHJK5KY

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